床屋さんでおしゃべり
２０１９年９月１９日（木）
落ち葉が目立ち始めた緑道。
東屋に朝のウォーキングを終えたジミーちゃん（８１歳男性）がいた。
ハーネスを持ち上げてムックをコントロールしていたら「まるで操り人形みたいだな。操り犬だな」と言う。
その通り、最近のムックの行動はあっちこっちにふらふらなので調節しながらの散歩。
カラスのカー公がいる。
ジミーちゃんが「今日はエサをくれるオバチャンが遅いな、いつも今頃来るんだが。コイツは頭がいいよ、エサが多いと草むらに隠すんだよ」と教えてくれた。
ベンチの上にムックを乗せビスケットをあげる。
こぼしたものは食べない。
ジミーちゃんが去っていく。
若いときから山登りで鍛えたので足取りは軽い。
ママはババさんバレーに行く。
自転車でグランドの横を通る。
空には川のように見える筋雲。
秋の空である。
パチンコ屋横にパトカーが待機していた。
この前の横断歩道をマークしているのだ。
旧４号線をよく通る車はこの横断歩道は知っているはず。
これから床屋に行く。朝イチで行く床屋で１万円札は申し訳ない。
コンビニで１万円札を崩すことにした。
アリナミンゼロを買う。
街のとこやさん。
この中に一席をレンタルしているマスターがいる。
蒲生駅前で理髪店カルダンの店長をしていたＺ家マスター。
Ｚ家マスターの客のほとんどが老人。
先客がいたので本を読んで待つ。
ホリエモンこと堀江貴文さんが書いた本「ゼロ」。
時代の寵児ともてはやされてやりたいことをやっていたが逮捕されて刑務所に服役。
２年半後に出所、ゼロから出直してまたばく進している。
出所したら何をやりたいですか？という質問には「仕事がしたい！」と答えていたらしい。
ホリエモンはＴＶのＴＯＫＹＯＭＸ１の「５時に夢中」でよく見かける。
いつもＴシャツにサンダル。
Ｚ家マスターとの会話が楽しい。
相撲では「貴景勝は今の相撲では守りが弱いよ、突き押しだけじゃなく組んでも勝てる型をつくったほうがいい」と言う。
「炎鵬は面白いけど体が小さいので関取人生は長く続かんだろう」とも。
「先日南越谷駅ロータリーで若い女性にオニイサンマッサージどうですか？と誘われたが私はオニイサンじゃないよ。」。
「マスターの地元駅のおおたかの森ではどう？」と訊いたら「うちの駅には夜鷹しか出ないよ」と面白い落ちだった。
散髪をしている間にも予約の携帯電話が鳴る。
相変わらず繁盛してますね！
帰りにベルクに寄る。
カラッとした秋らしい天気。
鍋が食べたくなった。
豚キムチ鍋とつみれダンゴを買う。
家に帰るとアルミ鍋から取り出して我が家の鍋に。
キャベツ、モヤシ、長ネギ、豆腐、つみれ、カニカマをプラス。
卓上コンロで調理開始。
こくうまキムチをどーんと入れて食べる。
いやあ美味しかった！
美味しい物があるとムックの目の色も違う。
夕方の散歩。
葛西用水でバシャ！と大きな音。
何かが跳ねたのだ。
カメラを向けたが遅かった。
大きな輪が広がっていた。たぶん鯉。
帰りはムックを袋に入れる。
ムックは私のことをお袋オヤジと呼ぶ。
ママに「セブンイレブンで牛乳買ってきて」と頼まれた。
そういえば先日実家でセブンイレブンの商品券をいただいたなあ。
それを手にして出かけた。
牛乳だけのつもりだったがお菓子やパンやおつまみを買ってしまった。
商品券があるので買う必要のない物に手が出た。
結局千円の商品券を持っていったが１１００円を使った。
年金生活者としては失格。
それに今回の台風被害で苦労している方に申し訳ない。
家に帰るとＴＶでは貴景勝が先輩妙義龍に勝って１０勝。
大関に返り咲きを決めた瞬間だった。
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「好きに生きるわがまま爺さん」
